コラム

【革命】着るエアバッグhit-airの新作が凄い!「中身の載せ替え」でコスパ最強?

コラム


こんにちは、ZuttoRideちゃんねるのコータローです!
今回は、バイク用エアバッグ「hit-air(ヒットエアー)」でおなじみの無限電光株式会社さんにお邪魔してきました。
実はZuttoRideの本社がある名古屋と無限電光さんは同じ名古屋という繋がりがあり、今回はそのご縁で取材をさせていただきました。
「エアバッグって安心だけど、ゴツゴツしそう…」「夏は暑いんじゃないの?」そんなイメージを持っている方にこそ知ってほしい、画期的な新作ジャケットが登場しました。
無限電光の竹内さんに詳しく伺った内容を、記事でもご紹介します!



そもそも「hit-air」とは?



「hit-air」は、無限電光さんが製造・販売しているエアバッグ式プロテクターです。バイク用から始まり、現在では乗馬用や高所作業用など、様々な分野で採用されています。
特にバイク用としては、日本の白バイ隊員だけでなく、スペインやフランスなど世界中の警察組織でも採用されている、信頼性の高いブランドなんです。
もっとも普及しているのはベスト(ハーネス)タイプで、手持ちのジャケットの上から着る形ですが、今回ご紹介するのは「一見すると普通のライディングジャケットに見える」新しいモデルです。



バイク用エアバッグhit-air新作「HDS」のメリット3選!夏用メッシュも登場

今回、特に注目なのが1月に発売された「HDSジャケット」と、その夏用メッシュモデルです。

1. エアバッグ感が全くない「カジュアルなデザイン」


これまでのエアバッグ製品は「装備感」が強いものが多かったのですが、HDSジャケットは非常にカジュアル。
「エアバッグ感をなるべくなくそう」というコンセプトで作られています。
外から見てもエアバッグが入っているようには見えませんが、中にはしっかりと首・背中・胸・お尻を守るエアバッグが内蔵されています。

2. 夏に嬉しい「メッシュモデル」が登場



「夏にエアバッグジャケットは暑いのでは?」という不安に応えるのが、新発売のメッシュバージョン。
風通しの良い大きめのメッシュ生地を採用しており、中が透けて見えるほど通気性が確保されています。
カラーは「ダークグレー」「シルバーグレー」「ブラック」の3色展開。
特にシルバーグレーは汚れも目立ちにくく、明るい印象で無限電光の方もおすすめの色だそうです。

3. フードは取り外し可能


カジュアルさを演出するフードですが、高速道路走行時などはバタつきが気になるもの。
このモデルはベルクロとジッパーで簡単にフードの取り外しが可能です。
シーンに合わせてスタイルを変えられるのは嬉しいポイントですね。



スポーティー派には「MX-9」

カジュアルなHDSに対し、よりスポーティーな走りを好む方に向けて「MX-9」というシリーズも登場しました。



  • 目の細かいメッシュ: 高速走行時の風の抵抗を考慮し、HDSより細かいメッシュを採用。
  • フードなし: 最初からフードがない設計で、スポーツバイクやアドベンチャーバイクにも似合います。

「街乗りメインならHDS」「ツーリングや高速走行メインならMX-9」といった選び方ができそうです。



【コスパ最強】エアバッグの中身を別のジャケットへ「乗せ替え」可能に!



今回の取材で一番驚いたのが、この新機能です。
なんと、エアバッグのシステム(中身)を、ジャケットからジャケットへ乗せ替えることができるんです!
HDSジャケットもMX-9も、中に入っているエアバッグユニットは共通です。
つまり、一度エアバッグ付きのジャケットを購入すれば、別の季節用や別のデザインのジャケットを買う際は、「外側(エアバッグなし)」だけを購入すればOK。

  • エアバッグ付きジャケット:6万円前後
  • エアバッグなしジャケット:4万円前後

このように、2着目からはかなりリーズナブルに揃えることができます。
「夏用と冬用、両方揃えると高い…」と悩んでいた方には朗報ですね!
実際に交換作業を見せていただきましたが、ジッパーとベルクロを外していくだけなので、慣れればユーザー自身で簡単に交換可能です。



いざという時の「作動」はどうなる?

動画の後編では、実際に私がジャケットを着て、エアバッグを作動させる体験をしました。

誤作動の心配は?


「バイクから降りる時に外し忘れたら爆発するんじゃ…」と心配される方も多いですが、作動には約30kgの張力が必要です。
私が実際にワイヤーをグイグイ引っ張られても作動しませんでした。
ワイヤーを外し忘れて車体から離れようとしただけでは作動せず、立ちゴケや体が飛ばされるような勢いがないと開かない設計になっているので安心です。

守られ感がすごい!



カウントダウンと共に作動させると、一瞬で首周りから背中、お尻までが膨らみます。
特に感動したのは「首の固定」です。ヘルメットと首の隙間を埋めるようにエアバッグが膨らむため、転倒時の首へのダメージ(むち打ちや骨折等)を最小限に防いでくれます。
まるで誰かに強く抱きしめられているような安心感がありました。



メンテナンスと維持費について

「一度開いたら終わり?」と思うかもしれませんが、hit-airは繰り返し使用可能です。



  • ボンベ交換: ジャケットに破損がなければ、ボンベ(約1,200円〜1,300円)を交換するだけで再利用できます。
  • 洗濯: 中のエアバッグシステムを取り外せば、ジャケット部分は洗濯可能です。
  • 寿命: 中のエアバッグ(気室)の寿命は、使用頻度によりますが3年〜5年程度。メーカーに送れば点検や、気室部分のみの交換(7,700円)も可能です。

万が一の転倒でジャケットがボロボロになっても、中のシステムが無事なら新しい「側」だけ買えばいい。
長く使うことを考えると、非常に経済的なシステムだと言えます。



まとめ:安心感は「着るシートベルト」



今回、お話を伺って感じたのは、無限電光さんの「安全へのこだわり」と「ユーザーへの優しさ」です。
竹内さんが仰っていた「慣れると、その重さ(着用感)がないと不安になる。シートベルトをしていないような気分になる」という言葉が印象的でした。
万が一の事故の際、ヘルメットだけでは守りきれない首や胸部、背中を強固に守ってくれる「着るエアバッグ」。
デザインも進化し、コスト面でも導入しやすくなった新作、ぜひ今年のバイクライフに取り入れてみてはいかがでしょうか?

▼実際の作動シーンや交換手順は、ぜひ動画で詳しくご覧ください!



▼後日、本当に購入してしまいました!


取材協力:無限電光株式会社 様


戻る

関連記事