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梅雨時期のバイクライフを安全に楽しむためのポイント

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梅雨時期は、ライダーにとって様々なリスクが潜む季節です。
安全面を考慮すると、路面が悪い時は乗らないようにするのがベターですが、バイクに乗っている状態での突然の雨やどうしてもバイクに乗る必要があることもあると思います。
ここでは、梅雨時期のバイクライフを安全に過ごすためのポイントをご紹介します。

バイクに乗る場合

▪️装備をしっかり整える

ヘルメット

シールド付きのヘルメットを選ぶと、視界を確保しやすくなります。また、曇り止めを使用するのも効果的です。

グローブ

防水性だけでなく、グリップ力も確保できるものを選びましょう。

レインウェア

防水性の高いレインウェアは必須です。バイク用としては2〜3万ミリレベルの耐水圧のあるウェアが良いでしょう。上下セパレートタイプの方が動きやすくおすすめです。

ブーツ

防水性の高いブーツを着用することで、足元からの浸水を防ぎます。


▪️運転を安全に行う

晴れや曇りの時に比べ、注意すべきことが多くなります。
以下に挙げる点を参考にして走行してください。

速度を控えめに

雨天時は路面が滑りやすいため、いつもより速度を控えめに運転しましょう。
特に以下の場所には注意が必要です。
・水たまり
・白線の上
・マンホール
・鉄板の上
このような場所は特に滑りやすくなっているため注意して走行しましょう。

車間距離を十分に取る

前車の車間距離はいつもより多めに取りましょう。

急ブレーキや急ハンドルを避ける

急ブレーキや急ハンドルは、スリップの原因となるので避けましょう。

視線は遠くを見る

目線が近いと、目の前の路面にばかり意識がいき、周囲の状況が見えにくくなります。視線は遠くを見ることで、危険を早めに察知することができます。

▪️バイクのメンテナンスをしておく



チェーンの清掃・注油を行う

雨天走行後は、チェーンの清掃・注油を忘れずにしましょう。
そのままにしておくと、錆などのトラブルにつながってしまうため、早めに対応しておきましょう。

ブレーキの点検

ブレーキの効き具合を定期的に点検し、必要に応じて調整しましょう。

タイヤの空気圧を確認する

タイヤの空気圧は、適正な状態を保ちましょう。
タイヤの空気圧の適正値を車両に貼られたラベルや取り扱い説明書などを確認し、適切な状態にしておきましょう。

▪️バイク保険への加入を検討する

バイク保険への加入を検討

雨天時の運転はいつも以上に危険です。バイクの損傷はもちろん、対人・対物の事故のリスクが高まっています。
万が一に備え、保険に加入しておきましょう。

バイクの保管方法について



保管状態が悪いとバイクが錆びてしまうため、適切な方法で管理しましょう。
以下に挙げる点を参考にしてください。

▪️バイクを錆から守るために

ガソリンを入れる

梅雨時期は湿度が高くなり、ガソリンタンク内に結露が発生しやすくなります。
結露はタンク内部の錆につながってしまうため、結露防止のためにガソリンでタンクを満たしておきましょう。

バイクカバーをかける※屋根のない場所に駐車する場合

できれば屋根のある場所に駐車する方が、カバーが車体と擦れるなどのリスクがなく良いですが、そうでない場合はバイクカバーをかけることで、直接雨に濡れることを防ぎ、雨による錆を防ぐことができます。
ただ、湿気がこもってしまうため、梅雨時期の晴れ間にはバイクカバーを外して乾かしましょう。
※風が強い日は、カバーが帆の役割をしてしまい車体が倒れる可能性がありますので、外しておくと良いです。

水捌けの良いところに停めておく

水捌けの良いところに置いておくことで、湿気の影響を少しでも減らしましょう。
できれば湿気を含みにくいコンクリートやアスファルトの上が良いでしょう。

バイクが雨に濡れてしまったら

バイクが雨に濡れてしまった場合、水で洗い流しましょう。
雨の酸性成分を水で洗い流すことで、錆になってしまう可能性を減らすことができます。
水洗いした後は、よく乾かし、雑巾などで綺麗に拭きあげましょう。



まとめ

できることであれば、乗らないに越したことはありませんが、雨天でもバイクに乗る場合は、装備を整えるなど準備を十分にした上で乗ることが望ましいです。

また、万が一に備えて、バイク保険に加入しておきましょう。
さらにスリップした際に転倒し、バイクを動かせなくなった場合や車両の損傷や怪我に備える手段として、ロードサービスと傷害保険がセットになったプレミアムロードサービスやバイクの損傷に備えるずっとバイク車両保険がおすすめです。

上記のポイントを参考に梅雨時期のバイクライフを満喫してください。



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