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サーキットで走るために必要な物9選

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みなさんはバイクでサーキットを走ったことがありますか?

「何を用意したらいいのかわからない」という人も多いのではないでしょうか?

そこで、今回はサーキットで走行をするために必要なものをまとめましたので、ご紹介します!

必ず必要なもの9選

1.バイク



これがなくては始まりませんね!
サーキットによっては排気量の制限があったり、改造範囲などのレギュレーションなどがある場合があるので、参加するサーキットのHPなどで必ず確認してください。

2.革ツナギ


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MFJ(一般財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会)公認の製品が推奨されています。
革ツナギは丁寧にメンテナンスすれば長い間使えますし、いいツナギは人間の体の作りやライディングポジションを徹底的に研究して作られていますので、予算が許す範囲でできるだけ良いものを購入しましょう。

⒊革グローブ


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⒋ブーツ


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ライダージャケットやパンツをしっかり装備しているのに、足元だけ普通のスニーカーで走っている人をよく見かけます。
バイクは転倒時、足を挟まれる危険もありますし、サーキットを走っていると熱くなったエンジンやマフラーで火傷の危険もあります。
様々な危険から足を守ってくれる大切なものですので、忘れず揃えましょう。

⒌脊髄パッド(プロテクター)


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これも大変重要です。
革ツナギに初めから付属している場合と、付属していない場合があります。
購入する革ツナギに合わせて用意しておきましょう。

⒍胸部パッド(プロテクター)


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脊髄パッドに比べ必須ではなく推奨にとどめているサーキットもあるようですが、おそらく今後必須となっていくと思われます。
これから装備を揃える場合は、併せて用意しておくことをお勧めします。
革ツナギを購入する時に胸部パットのことも検討しておかないと、革ツナギごと買い替えということになりかねません。

⒎ヘルメット


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公道と違い、サーキットではフルフェイスヘルメットが必須項目です。
MFJ公認の製品が推奨されています。
公道でもフルフェイスヘルメットが1番安全ですので、サーキットを走る可能性が少しでもある方はフルフェイスを初めから用意しておくのがいいでしょう。

⒏ヘルメットリムーバー



ライダーの意識がない場合など、緊急時に周りの人がヘルメットを脱がすのを助ける効果があります。
ヘルメットの下に被り、髪の毛や耳などがヘルメットの内装に引っかからず、スムーズに脱げます。
普段のツーリングなどでも役に立ちます。

⒐養生テープ、ビニールテープ



ヘッドライトやテールランプなど、転倒時に割れるような灯火類は破片がサーキット上に飛散しないように、あらかじめテープを貼っておく必要があります。

ガムテープなどを貼ってしまうと綺麗に剥がれなかったり、ノリが残ってしまう危険性があるため、養生テープのようなノリが残りにくいテープを使用するのをお勧めします。

おまけ 事前に行っておきたい整備交換

10.オイル交換

整備項目になってしまいますが、サーキットを走行すると公道を走行する時とは違い、高回転で連続走行することになります。
普段使用しているオイルのまま走行するとエンジンを痛めてしまったり、破損なども考えられますので、必ず走行前にオイル交換をしておきましょう。
可能であれば、日常使用しているオイルより少しいいオイルを入れてあげると安心できます。

11.ブレーキパッド確認(減っていたら交換)

大切ですよね。
いくら気持ちよく走っていても減速したい時に減速できなければ不安で楽しめません。
残量が十分に残っているのか確認をこまめにしましょう。
点検した際に少しでも「減っている」と感じるようであれば早め早めの交換をお勧めします。
オイルと同様、可能であればいつもより少しだけいいパッドに交換しましょう。

12.チェーン調整、交換

チェーンは走行していると必ず伸びてきますので、こまめに調整をしないとたるんでしまいます。
チェーンがたるむと、アクセルを開けたときや閉じた時の後輪への動力の伝達にワンテンポ遅れが出てとてもギクシャクします。
日常では気づかない程度のギクシャクでもサーキットでの走行スピードですと、感じ方が違う可能性がありますので、必ず点検、調整してください。

13.タイヤ交換

日常走行しているタイヤとサーキットで要求されるタイヤの性能は変わってきます。
できれば、サーキット走行専用にタイヤを交換するとより安心ですね!
また、エアゲージ(空気圧計)を持っておくと、タイヤの空気圧をこまめにチェックでき、常に良いコンディションで走ることができます。

個人的に注意していただきたいのは、自走でサーキットから帰る時のタイヤの状態です。
サーキットをハイスピードで走行すると、タイヤが想像以上に消耗している可能性があり、帰り道にそのままのタイヤで走行するとグリップ力が発揮されない可能性があります。
サーキット走行で疲れていることもありますので、いつも以上に安全運転で急の付く運転を控えましょう。

まとめ

書き出してみると意外とたくさんありますね。
「いきなりこれだけのものを揃えるのは大変だなぁ」と思ったあなた!

実は11月3日(金・祝)に千葉県袖ケ浦市にてサーキットツーリングというイベントを行います!
ここでは最低限公道を走行するのに必要な装備だけあれば、特別なつなぎやプロテクターは必要ないクラスもあります。(※参加希望の方は、事前にバイクショップでの点検をお願いします。)

スピードもマイペースで走ることのできるイベントなので、ぜひ1度サーキットを体験しにいらしてみてはいかがでしょうか?


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