バイクの盗難対策 〜窃盗団に目をつけられているかも〜

以前、バイクの盗難対策について掲載しましたが、今回は窃盗団に目をつけられたと疑うべき特徴をご紹介します。
以下に紹介する特徴を見つけた場合は、保管場所を変更したり鍵を増やすなど対策をお勧めします。
以前の記事はコチラ→『バイクの盗難対策〜愛車を心無い人達に盗られないために〜』
その1 身に覚えのない小石・ゴミに要注意
バイクを停めている駐輪場・駐車場で不自然な場所に置かれている小石を見たことはありませんか?

この石、実はバイクの窃盗犯によって、わざと置かれている場合があります。
小石を置く理由としては
- 持ち主がどのくらいの頻度でバイクを動かしているか(確認しにきているか)を確認するため
- 下見係と実行犯が別にいて、仲間にターゲットをしらせるため
などなど・・・
プロの窃盗団の手にかかればバイクは数分で盗み出せてしまいますが、その数分で見つかるリスクを避けるため常習犯であればあるほど下見をするようです。

また小石だけではなく、空缶や傘などのゴミをバイクに載せたり掛けたりして目印にする窃盗団もいるようです。
その2 いつの間にか貼られている買い取りの貼り紙
こちらはお住いの地域によっては目にした方も多いのではないでしょうか?

※画像はイメージです
見るからに怪しげなチラシ。
電話番号が携帯電話だったり、担当者名が外国人風の名前にしていたり、社名をわざと有名バイク買取会社に似せている所もあります。
「GOバイク」「バイク買取王」など・・・
実際に連絡先に電話しても繋がらない、または繋がっても査定に来ないことも。
小石やゴミと同様で持ち主がどのくらいの頻度でバイクを確認しにきているかチェックする目的や、持ち主の個人情報収集を目的としている場合もあります。
※本当に買取業者様が貼り付けているケースもあったようですが、今はマイナスイメージが強いためかなり少数派になっています。
もし買取を希望される場合は、チラシの電話番号に直接電話するのではなく、インターネットなどで電話番号を検索してみるなど「本当に存在する業者」なのか確認することをお勧めします。
その3 アラームの誤作動が増える
アラーム付きのバイクロックはとても有効ですが、急にアラームの誤作動が増えることがあります。実はこの誤作動は単なる故障ではなく、要注意ポイントなんです。
アラームがついていると盗むのを諦める犯人が多いのですが、高価なバイクや、人気のあるバイクなどは、どうしても盗みたい泥棒がわざとアラームを鳴らし影で見守ります。
初めのうちはオーナーもアラームに気づいて急いでバイクを確認しに行きますが、数回重なると誤作動に慣れてしまって、バイクを確認しに来なくなったり、誤作動が面倒になりアラームを切ってしまうということがあります。
犯人はそれを狙っています。
そこから先は・・・想像できますね・・・。
まとめ
今回ご紹介した窃盗団の手口は昔からよく使われているものです。
窃盗団も常に新しい手口を考案して活動しているため、紹介した手口以外を既に利用しているかもしれません。
乗れない時でもバイクの状態をチェックするなど、常にバイクを気にかけることで盗難される確率を下げることができます。
大切な愛車が盗まれないように『バイクの盗難対策〜愛車を心無い人達に盗られないために〜』等を参考に盗難対策を取っていただけると幸いです。
また、当社では万が一のバイク盗難に備えた『バイク盗難保険』もご用意しております。
ご自身でどれだけ盗難対策を取っていただいても「100%安心」はありません。
ぜひ一度ご検討ください。