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脱バッテリー上がり!バッテリーを長持ちさせる方法を調べてみた。

バッテリー画像

バイクに長く乗っていると消耗してくる部品として「バッテリー」があります。
弊社ロードサービスのお電話の中でもバイクのバッテリー上がりによるレッカーの依頼は常に上位にランクインしています。

・セルを回してエンジンをかけようと思っても弱々しくしか回らない
・ライトやウインカーなどがいつもよりも暗い

上記のような症状が出る場合は、バッテリーに原因があると考えられます。

バイクの電気系統の大元となる大事な部品ですので、バッテリーの管理は重要ですね。

そこで今回はバッテリーの本来の寿命や、どのように扱えば長持ちさせることができるのかについてご紹介させていただきます。

(バイクのバッテリーには鉛バッテリーとリチウムイオンバッテリーがありますが、ここでは鉛バッテリーについて記載しています。リチウムイオンバッテリーに関しては最後に補足しておりますのでご確認ください)

バッテリーの寿命は2年〜3年?!

使用状況や日々のメンテナンスで寿命は大きく変わりますが、一般的には2年〜3年は使用できるとされているようです。
使い方によって5年〜10年使っている方もいらっしゃいますが、メーカーの想定の年数は過ぎていることが多いので、過信しないようにしましょう。

参考(GS Yuasa様HPより引用)

©GS Yuasa Battery Ltd. All Rights Reserved.

©GS Yuasa Battery Ltd. All Rights Reserved.

 

バッテリーは電圧で状態がわかる

現在一般的にバイクに使用されている12Vタイプのバッテリーの場合、以下の電圧を目安として充電の状態がわかります。

電圧 充電状態
13.0V 100%
12.4V 60%
11.8V 20%
10.5V 0%

13V前後の電圧があるようであれば、バッテリーとして十分機能していると判断できますが、12V以下になってくると充電が足りていないか、もしくはバッテリー自体が弱っていることを疑わなくてはいけません。

バッテリーを長持ちさせるために行いたいこと

満充電の状態を維持する

バッテリーは満充電の状態がいちばん好ましい状態です。
ヘッドライトのつけっぱなしなどでバッテリーが上がってしまうことがありますが、エンジンで発電していない状態で電力だけ消費するのはバッテリーへのダメージが大きいので気を付けましょう。

また、バイクに乗っていない時でも自然放電をしますで、こまめに乗って充電するのが大切です。
通勤などで毎日使うバイクなら問題ないですが、たまにしか乗らないバイクは自然放電によるバッテリー上がりに注意しましょう。

乗らないときはバッテリーを外す

冬の間はバイクを冬眠させるという人も多いと思います。
そういった場合はバッテリーをバイクから外して保管するのも寿命を延ばすのに効果的です。
自然放電を減らすことができますし、バッテリーは温度変化によって勝手に化学反応を起こすこともあるのでできるだけ温度変化の緩やかな場所に保管するとより長持ちします。

ただし、車体から外していてもわずかに放電はしているので、再度バイクを動かす前は充電器で充電を行うようにしておくと間違いありません。

セルを回し過ぎない(深い放電をしない)

寒い時期などエンジンのかかりが悪い時がありますが、そういう時に無理やりセルを回し続けるのはよくありません。
セルを回すのは重い金属の塊を電気の力を使ってモーターで無理やり回そうとしていることなので、想像以上に電力を消費します。
バイク用のバッテリーは何度もセルを回していると電圧が大きく落ち込んでしまい、深刻なダメージにつながる可能性があります。

エンジンがかかりにくいのであればチョークを入れて燃調を調整したり、キックがついているバイクであればセルではなくキックを使うなど工夫することでセルモーターによるバッテリーの酷使を回避することができます。

常に電圧をチェックする

電圧をチェックして、少し低くなってきたなと思ったら、エンジンをかけて少し走ったり、バッテリーを外して充電するなど、バッテリーの状態を気にしましょう。
バッテリーは交換すると1万円前後かかります。
日頃のこまめなチェックでバッテリーを交換する頻度を少なくすることができます。

急速充電はできるだけ行わない

最近では急速充電ができる充電器というものが多数販売されていますが、鉛バッテリーは急速充電には向いていません。
バッテリーを充電する際は必ず、急速充電のモードではなく一般的な充電のモードで行うようにしてください。
バッテリーが上がってしまった場合のジャンピングやガソリンスタンドでの急速充電に関しても緊急時のみに留めてください。

参考(GS Yuasa様HPより引用)

©GS Yuasa Battery Ltd. All Rights Reserved.

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レギュレーターを定期点検する(劣化していたら交換する)

バイクにはレギュレーターという装置がついており、バッテリーに過剰な電圧が流れ込まないように制御しています。
レギュレーターは消耗品と言われており、故障するとバッテリーも道連れになってしまうことも。
レギュレーターはテスターで点検ができるのでバイクショップで整備をお願いするときに、あわせて点検をしてもらうのをお勧めします。

バッテリー交換時の注意点

車両ごとにバッテリーの指定のサイズや容量、方式(開放式とVRLA式)があります。

「開放式は液の補充がめんどくさいからVRLA式に交換しました」というお話を耳にしますが、バッテリーの種類を変える場合、バッテリーだけではなく充電に関わる様々な電装部品を変更しないと、きちんと充電されなかったり、バッテリーの寿命を縮めることになります。

新車時に装着されているバッテリーと違う種類のバッテリーに交換する場合は必ずバイクショップに相談をしてください。

参考(GS Yuasa様HPより引用)

©GS Yuasa Battery Ltd. All Rights Reserved.

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【補足】リチウムイオンバッテリーについて

最近ではリチウムイオンバッテリーと呼ばれる新しいタイプのバッテリーが搭載されている車両も登場しています。
リチウムイオンバッテリーは今までご紹介した鉛バッテリーとは違い、「自然放電しにくい」ことや「同じ容量で比べるとサイズや重さを小さくできる」ことなどで、徐々に採用され初めております。

鉛バッテリーをより高性能にしたバッテリーのイメージなのですが、それだけの高性能を詰め込んだバッテリーのため、鉛バッテリーと同じ扱いをしてしまうと故障に繋がる恐れがあります。

リチウムイオンバッテリーを搭載している車両をお持ちの方(後から交換された方も含めて)はメーカーの指定のメンテナンスをするようにしてください。

また、一般的な鉛バッテリーとは違いジャンピングができない場合もありますので、作業をされる場合は必ず確認してください。

まとめ

バッテリーは直接的にバイクの性能に関わるわけではないので、普段はあまり気にしていませんが、いざ交換するとなると意外と高価でびっくりしますよね。

普段から少し気にかけてあげることでバッテリーを長持ちさせると少しでも維持費を抑えられるかもしれません。
また、少しでも「バッテリーが弱ってきたかな?」と感じたら、決してそのままにせず、バイクショップで点検をしてもらうことをお勧めします。

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