万全な準備で楽しいツーリング!持っていくべきものは?
暑さもやわらぎ、これからツーリングを計画されている方も多いのではないでしょうか?
ツーリングに慣れている方は持っていく装備が決まっていて、悩むことはないと思いますが、これから初めてツーリングに行く!と言う方は何を持って行くべきなのか悩むことが多いのではないでしょうか?
走り始めてから、「〇〇を持って来ればよかった!」と言うことになってしまうとせっかくのツーリングも楽しめませんよね。
そこで今回はツーリングにオススメの持ち物をご紹介します!
身につける必須装備品について
ヘルメット
バイクに乗る人であれば忘れることはないかと思いますが、大事なものですね。
意外と見落としがちなのがヘルメットの形状です。
普段街中を走っている速度域だけでは気づかない場合が多いですが、ヘルメットの形状によっては高速で走った時に予想以上に風圧で持ち上げられてしまうように感じたり、脱げてしまうように感じることがあります。
高速道路などを利用してツーリングに行かれる方はご自身のヘルメットがこれから走る環境に向いているのか確認するのをオススメします。
帽子
ツーリングとなると長時間ヘルメットをかぶっています。
目的地や休憩場所に着いた時に髪の毛がヘルメットによってペッチャンコだったり、寝グセのようになってしまったりと恥ずかしい状態になることが多いです。
帽子があれば髪の乱れを隠すことができるので、目的地で記念写真を撮ったりする時などに活躍します。
防寒具
暑い時期でも日が落ちてくると肌寒くなることがあります。
ライディングウエアは通気性を考えて作られているものが多いので、防寒具が1つあると寒い中のライディングでも集中することができ、安全に目的地に向かうことができます。
最近ではウインドブレーカーやダウンジャケットでもたたむとポケットに入るサイズのコンパクトなものが販売されています。
雨具
走行中に雨が降ると想像以上に体力を消耗します。
特に肌寒くなってくると濡れたウエアが風に当たることで冷やされて体温を奪われます。
そんな時にライディング専用のレインウエアがあると中の服を濡らすことなくツーリングを続けることができます。
防寒具として使用できる製品も販売されています。
いざという時に備えるグッズについて
プラグレンチ・予備のプラグ
以前コラムでもご紹介しましたが、比較的簡単に交換でき、重要な役割を持つパーツですので予備があると安心です。
プラグもプラグレンチもかさばるものではないので、車載工具に入れておくと良いかもしれません。
ブースターケーブル
バッテリーが上がってしまった時に、他のバイクや車からジャンピングできるとエンジンを始動できる可能性があります。
スマートフォン用のモバイルバッテリーとセットになったモバイルバッテリー機能付きブースターセットのような製品もあるので1つ持っておくといざという時に役立ちますね!
ビニール袋
汚れものや、細かいものをまとめることができる他、雨が降った時に靴下の上から履いて、靴を履くことで靴下を濡らさないようにすることもできます。
荷物に入れている着替えなどは初めからチャック付きビニール袋などに入れておくと、雨に降られても濡らさずにすみますし、そのビニール袋を他の用途に使うことができるのでオススメです。
針金、養生テープ、ビニールテープ、結束バンドなど
ツーリング中にパーツが振動などで落ちてしまった際にこういった物があると、一時的に固定することができ、近くのショップまで持ちこたえることができる場合があります。
筆者はマフラーが取れかけてしまった時、針金を使い乗り切った経験からバイクに乗車するときは針金を持ち歩くようにしています。
ヒューズ
これも筆者の経験からオススメしています。
バイクのヒューズはとても小さくかさばらないパーツですが、ヒューズが切れると困ることが多いので、乗っているバイクが使用するヒューズの予備は持っておく事をオススメします。
救急用品、薬(常備薬、胃薬)
最低限の絆創膏や軟膏、アルコール綿、包帯などは持っておいた方が良いでしょう。
薬に関しては、常備薬があれば持っておきます。
あると便利なものについて
スマートフォン(携帯電話)
これは最近では必須に近いものになっていますね。
基本機能である電話はもちろん、スマートフォンであればナビとして使えたり、付近の施設を調べる情報端末としても活用できます。
お出かけの前に任意保険やロードサービスの電話番号やルート上のガソリンスタンド、バイクショップを登録しておくといざという時に頼りになります。
モバイルバッテリー
スマートフォンで様々なことができますが、バッテリーが切れてしまっては意味がありません。
大容量のモバイルバッテリーは重くなってしまいますが、緊急用でスマートフォン1台を充電する程度の容量であればコンパクトなものがありますので、1つ持っておくと安心です。
地図
スマートフォンが故障してしまったり、電波が圏外で通信ができないなど、紙の地図があればよかったと思うタイミングは多少なりともあります。
地図は1冊を丸ごと荷物に含めてしまうとかなりの重量になってしまうので、ツーリングの距離にもよりますが、予定ルート付近を印刷するなど必要最小限を予備としてカバンに入れておくと良いかと思います。
カメラ
スマートフォンのカメラで撮影する場合は兼用でも良いかと思いますが、旅の記録として撮影するのであればコンパクトなデジタルカメラを1台持っておくのも良いかもしれません。
ナビや施設を調べることでスマートフォンのバッテリーも消耗し、カメラとして使用できない場合もあります。
ウエットティッシュ
出先では手を洗える環境がない場合も多いです。
トラブルの応急処置すると油汚れで手が真っ黒になることも。
ウェットティッシュはアルコールベースのものだと油汚れを落としやすいため、肌が弱い人以外はアルコールベースのものを選ばれると便利です。
タオル
タオルは小さいものが数枚あると雨に降られた時や、汗を拭くなどに使えるほか、出先で購入したガラス製品(ジャムなどの瓶詰め製品)や陶器など割れやすいものを包んで荷物に入れるなど緩衝材にも使用できます。
ツーリングネット
荷物をバイクに固定するために必要なネットです。
出発するときはネットが必要なくても、お土産を買ったりした時に固定に困らないように持っておきましょう。
タンクバック
細かい荷物が手元に収納できるので、便利ですね。
表面が透明のビニールになっていて地図などを入れておける仕様のものもあり、タブレット端末を入れて地図がわりにしているライダーもいらっしゃいます。
注意点として車種によっては固定できない可能性や、マグネット式のタンクバッグは稀に風圧で外れてしまうことがあります。
小型ライト(LED)
日が落ちてからバイクにトラブルが起きてしまったり、地図を確認しなければいけなくなった時に小型のライトがあると作業がしやすくなります。
マグネットやクリップで帽子やベルトに固定できるものであれば、両手が空きます。
まとめ
今回のようにリストアップすると持っていかなければいけないものが驚くほどたくさんあるように見えますが、実際に荷造りしてみるとそんなに大荷物にならないことがわかります。
また、ツーリングに何度も行くようであれば、装備品をよりコンパクトで軽いものや便利なものを探して更新していくことで、持ち物を洗練させていくのも楽しみになります。
いざという時のトラブル全てに対応するための工具やパーツを揃えて行くと途方も無い金額や重さになってしまいます。
そんな時、ロードサービスに入っていれば荷物を軽くしても安心できます。
ぜひツーリング前にロードサービスもご検討ください!
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万全の準備で楽しいツーリングを!!