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今更聞けないバイクの話「タイヤのサイズ表記ってどう読むの?」

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先日今更聞けないタイヤの話「ラジアルとバイアスってどう違うの?」という記事でタイヤ構造の
違いについて公開させていただきました。

ですが、バイクのタイヤを選ぶときにもう一つハードルになるのがタイヤサイズですね。
メーカーの取扱説明書などを見ると

タイヤサイズ:120/60 ZR 17 M/C (55W)
       160/60 ZR 17 M/C (69W)

と言った表記を見ると思います。

色々な情報をできるだけ短く表記するために暗号のようになっていますよね。
そこで今回はこの暗号を紐解いていきたいと思います。

読み取れる基本情報は?

タイヤサイズ表記

タイヤ幅

この場合だと160mm幅がタイヤの一番太いところということになります。
このタイヤ幅とすぐ後の扁平率をかけるとタイヤの高さが出ます。

扁平率

扁平率はタイヤがどれだけ平らに近いかという数値を示しており、扁平率が低いほどタイヤが平らになりタイヤの高さが低くなっていく。扁平率資料

タイヤ構造表記

バイヤス、ラジアルの違いをアルファベットで表記しています。
たとえば「ZR」はラジアル構造かつ一定の最高速度を超えるタイヤのみ、ラジアルを示す「R」の
前に「Z」をつけて表示する決まりになっています。

タイヤ構造の違いについては今更聞けないタイヤの話「ラジアルとバイアスってどう違うの?」
ご覧ください。

リム径(ホイール系)

タイヤサイズ外径資料インチ表示となっています。
上図のように17インチは約432mmとなります。

モーターサイクル表記

13インチ以上のモーターサイクル用タイヤの場合は、乗用車用タイヤとの混同を防ぐ目的で、
リム径の後ろに“M/C”を表示(モーターサイクル用表示)しています。
※12インチ以下や一部タイヤは表記を省いている場合があります。

荷重指数

規定の使用条件で、そのタイヤに負荷できる最大荷重を示す記号です。荷重指数資料

速度記号

規定の使用条件で、そのタイヤが走行できる最高速度を示す記号です。速度表記資料

一部インチ表示もあります。

最近の設計のタイヤはすべてメトリック表示で設計されていますが、90年代前半以前に設計された
タイヤでは、タイヤがインチ表示のものも存在し、現在もインチ表示のタイヤが残っています。タイヤサイズ資料インチこの表記のタイヤはバイアス構造で、扁平率の表示がありませんが、扁平率はほとんどの場合90~100の間になります。
バイアス構造はラジアル構造のようなベルト(補強)が無く、扁平な形状を作るのが難しいのです。

タイヤサイズと車両特性について

タイヤのサイズは、基本的には車両の特性から自ずと決まってきます。

装着する車両の用途、重量、エンジン出力、速度特性、デザイン性などから選択されています。
その他に、車両メーカーからタイヤメーカーに「新開発する車両にこのサイズのタイヤを使いたい」と要望を出し新規開発する場合もあります。

例えばオフロード車用は不整地での走破性を高くするため、大径のタイヤが選択される場面が多く
見られます。
タイヤもサスペンションとしての役割を求められるので、タイヤの変形量が大きくとれるタイヤ高さの高いバイアス構造が主流となり、扁平率も80%、90%、100%になっています。

一方、スポーツ系車両では、車両の高性能化に伴いタイヤのラジアル化の流れが著しく、タイヤ形状も扁平化が進んできています。
高性能車ではフロント70%、リア55%前後の扁平率のタイヤが主流となっています。

このように、タイヤサイズは用途や車両の特性、仕様を考慮した上で決まっているので、新型車などの車両特性を見るときはタイヤサイズなどを見て想像してみるのも面白いかもしれませんね。

まとめ

タイヤサイズって同じ径の物でも扁平率や荷重指数など細かい要素で性能がだいぶ違いますね。
バイクとはじめとした乗り物はタイヤのみで地面と接しているので、タイヤを替えるだけで車両の
性能が変わることも多いです。

バイクショップの店員さんに相談したら、意外なおすすめタイヤがご紹介されるかもしれませんね!

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